「ソーシャルビジネス支援資金」について解説します!

こんにちは。セブンセンス税理士法人の大野です。
今年も残すところあと1ヶ月ちょっととなりました。
月日が経つのは早いですね!まだ寒暖差があり、体調等くれぐれもお気をつけくださいませ。
今週は、先週に続き融資制度のお話をさせていただければと思います。

今回ご紹介のメニューは、「ソーシャルビジネス支援資金」になります。
このメニューを使えると、金利が0.65%ダウンします。当てはまる要件を簡単に説明いたします。

  1. 保育サービス事業、介護サービス事業等を営む方
  2. 認定NPO法人(特例認定NPO法人を含みます)
  3. 社会的課題の解決を目的とする事業を営む方

上記3つが当てはまる要件となります。

1と2はそのままなので簡単ですね。3についてはかなり抽象的な表現なのでいったいどういった事業に当てはまるのかというと、それはもうそれぞれの審査になります。

例えば、地域振興に貢献であったり、雇用拡大に貢献であったり、社会に新しいサービスや優秀な人材を育てる、などといった事にも適用された例があります。その他公庫が社会に貢献していると認めたものは適用されます。

ただ、それぞれの担当者や支店によって、温度感が違います。
良い担当者や支店であれば、「御社のビジネスは社会的意義が強いのでこのメニューを使いましょう」と言ってもらえるかもしれませんが、いわゆるやる気のない担当者や支店であれば、こういった提案をされずに進められるケースもあります。

ですので、こちらから「弊社のビジネスは社会的意義や社会貢献度が高いと認められますでしょうか?それであればソーシャルビジネス支援資金の制度を使いたいです」と提案する事が大切です。
そのように提案し、認められ利率が下がればラッキーですし、もし認められなくてもそれにより審査に悪い影響が出るわけではありませんので、提案する事によるデメリットは何もありません。

また、この制度は先週お話した賃上げ利率特例制度との併用も可能です。
これにより、弊社の融資支援で利率を1%以上下げて借りられたケースも存在します。

このように、融資を受ける方ができる限り良い条件で借りられるよう、弊社では、融資や補助金に関する資金調達支援を行なっており、常に融資相談の面談をZOOMにて無料で行なっております。
分からない事や、ご自身のみで融資の申込をされる前に、ぜひ一度無料の相談にお越しいただけますと幸いです。
それでは、今後ともセブンセンス税理士法人をどうぞよろしくお願いいたします。

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