Contents
今回紹介する本
弱者でも勝てるモノの売り方
お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
著者:上杉 惠理子
出版社:ぱる出版
どんな本?
入門書としておススメ!
資金力に依存しないマーケティング手法が
ストーリー形式でやさしく解説されています!
今日は『弱者でも勝てるモノの売り方』という本を紹介します。
著者は元星野リゾートのマーケティング部出身の方で、実践的なマーケティング手法を紹介した入門書です。
この本では「弱者」という表現が使われていますが、資金が乏しい方でも実践可能なマーケティング手法が学べる一冊になっています。
内容は、喫茶店の新米店長が赤字経営をV字回復させるストーリーを通じて、
3C分析
顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)を軸にして行う市場分析
クロスSWOT分析
強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)を軸にして行う市場分析
SIPS
共感(Sympathize)・確認(Identify)・参加(Participate)・共有&拡散(Share&Spread)の4段階に整理したSNS時代に対応した消費者行動のモデル
などの、フレームワークを誰でも実践的に使えるように優しく解説しています。
これから開業を考えている方にとっても、資金力に依存しない効果的なマーケティング手法を学べるので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめのポイント
本書は、元星野リゾート マーケティング部出身の著者が、ストーリー形式でマーケティングの基礎を学べる入門書です。資金力の乏しい「弱者」でも実践可能な手法に特化しており、誰でも理解できる優しい内容が最大の特徴です。
本書は、具体的なストーリーに基づいて解説されているため、難解なマーケティング用語やフレームワークも自然に理解できる内容となっています。特に、3C分析やクロスSWOT分析など基礎的なフレームワークが順を追って説明されているため、マーケティングの流れを体系的に学べる点が初心者にとって大きな魅力です。
2.実践的で即効性がある
ストーリーの中で実際にマーケティング手法がどのように効果を発揮するかが描かれています。また、適度なボリュームで構成されており、初心者の方でも無理なく読めるうえ、得た知識を速やかに実践に活かすことができるでしょう。
3.B to B(企業間ビジネス)にも応用可能
舞台は喫茶店であるため、B to C(消費者向けビジネス)向けの内容が主となっていますが、フレームワーク自体はどの業界でも使えるため、B to B(企業間ビジネス)にも有益な内容となっています。自分のビジネスに置き換えてイメージすることができるのが、この本の強みです。